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伊豆の国で小学生制作フリーペーパー披露会 地元の知られざる「名物」伝え

今年出来上がったIZUCCOを持つ子どもたち

今年出来上がったIZUCCOを持つ子どもたち

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 伊豆の国市の魅力を小学生が伝えるフリーペーパー「IZUCCO(いずっこ)vol.3」の完成披露発表会が11月6日、トヨタユナイテッド静岡伊豆の国店の駐車場(伊豆の国市神島)で行われた。

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 地元の小中学生が制作を通して地域の魅力を発信する「こどもローカルマガジンプロジェクト」の伊豆の国市版となる同冊子。子どもたちが地元を取材し、イラストを描き、写真を撮って地域情報誌を制作する。伊豆の国市で同冊子を作るのは昨年に引き続き3回目。今年は小学生20人が参加した。

 A4サイズ16ページの冊子には、伊豆の国市内で活躍する生産者や施設を20人が自ら体験して取材。自らがモデルとなり、ツリークライミングやたき火、乗馬体験をレポートした記事も。発表会では、「自分が知らないことが伊豆の国市に多くあった」「体験を知ってもらいたい」などと会場に向け発表した。

 制作実行委員会代表の中野あゆみさんは「伊豆市でコロマガプロジェクトに出合ったとき、当時4歳だった自分の息子と伊豆の国市で開催したいと企画をスタートした。今は息子も2年生となり、来年は参加できる年齢に。その間にも多くの子どもたちが冊子作りを体験してくれた。現在までに1万冊の冊子を配布してきて、地域の魅力を知ってもらえたと思う」と話した。

 今後について、中野さんは「初回の冊子作りから3年が経過し、来年からは初参加の子どもたちが中学生となり、教える立場になる。今後も冊子作りを地域の人と続けていき、世代を超える事業になってくれれば」と話す。

 今年の冊子の発行部数は4000部。市内の小学生児童全員に配布を予定する。

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