飲食店「猫煮干」(沼津市平町)が11月11日、オープンした。
和食店を改装した店舗で、面積は約33平方メートル。席数はカウンターやベンチ席など16席。
昼は2種類のラーメン「煮干しらーめん 淡麗」「煮干しらーめん 濃厚」(以上900円)のみを提供。夜はイタリア料理をベースにした小皿料理を提供する。カウンター内の壁には4つのビアタップを設置し、県外のクラフトビールなどを提供する。
店主の青山輝彦さんは東京都出身。大学卒業後、都内のクラフトビアバーなどの料理人として働き、2020年8月に沼津に移住。同年9月、三島市にオープンした「スライダーハウス リパブリュー三島」の店長になり、料理全般を担当した。
青山さんは「沼津には可能性があると感じ、東京ではなく沼津での出店を決めた」と出店の理由を話す。「平町の山王通りはとてもいい通りだと思う。沼津駅からここまで、なかなか人が歩いて来ないといわれているが、あと1、2軒店があれば人の流れが変わり、目的を持って来る場所になる」と話す。
「沼津には魅力的なクラフトビール店があるので、他店で扱っていない多様性のあるビールを提供していきたい。夜は、メニューを固定せず、できる限り地元産の旬の食材を使って料理をしたい。靴を脱いで店に上がってもらうので、素足のたまり場としてくつろいでもらえたら」とも。
営業時間は、11時~15時(スープが無くなり次第終了)、18時~24時(水曜は昼のみ)。木曜定休。