琴とフルート、サックスによる新春コンサート「第4回 ぬまづニューイヤー・ガラコンサート」が1月15日、沼津市民文化センターで行われる。
出演するのは、沼津市在住で山田流箏曲演奏家の渡辺鳳代賀さんと、沼津市出身のフルート奏者の大城愛さん、サックス奏者の戸村愛美さん。三味線や尺八、生田流箏曲演奏家とのコラボレーションも披露し、当日の演目は「春の海」や「沼津メドレー」、「チャールダッシュ」、「アルルの女より メヌエット」などを予定する。
戸村さんは「高校卒業まで過ごした沼津は豊かな自然があり、気候が温暖なところがとても好き。今回のニューイヤーコンサートはコロナウイルスの影響もあり2年の延期を経ての開催。地元沼津の皆さんの前で演奏できることを楽しみにしている」と話す。大城さんは「邦楽と洋楽それぞれの楽器によるコラボがどんな感じになるか想像がつかなかったが、リハーサルで合わせたら両方の良さを生かすことができ、とても華やかな演奏になった。多くの人に足を運んでもらいたい」と期待を寄せる。
渡辺さんは「流派の違う箏曲演奏家が同じ曲を演奏するのは珍しい。琴とフルート、サックスとのコラボも楽しみにしてもらえたら。沼津が市政100周年を迎える2023年の始まりに、和の伝統音楽と洋のクラシック音楽の新しい風を体感してほしい」と話す。
14時開演。料金は1,500円(高校生以下は500円)。全席指定。