「ごはん食堂 桐家(きりや)」(清水町玉川)で3月12日、量り売り販売会「フルリ&桐家 はかり売り祭り」が行われた。
食品の量り売り専門店「Fleruir(フルリ)」と同店の初のコラボイベント。桐家は出来たての「里芋とブロッコリーの和風テリーヌ」「元祖塩唐揚げ」など8種類の総菜、フルリはナッツやドライフルーツ、ハーブティー、乾物など約30商品を量り売りした。
桐家の桐原直紀さんは「フルリさんから打診があり、乾物と総菜の量り売りを一緒に行うことで、お客さまにも喜んでもらえると思い開催した。飲酒店はテイクアウトの際に容器に入れるのが当たり前になっているが、容器を持参できるということも意識の中に入れてもらえたらと思った」と話す。
フルリの長坂真弓さんは「コラボしたことで量り売りの輪が広がった。常連のお客さまで、初めはビニール袋を持って来た人も、繰り返し使える瓶の容器を持ってくれるようになった。今は実店舗を持たずに販売を行っているが、いつか店を構え、おじいちゃんおばあちゃんが気軽に正油を買いに来るような拠点にしたい」と話す。
桐原さんは「秋野菜がおいしくなる頃、また開催予定。次回はフルリさんの乾物や食材を使った総菜も作りたい」とも。