清水町をPRする大使「ふるさと大使」の委嘱状交付式が4月10日、清水町役場(清水町堂庭)で行われた。
商業施設サントムーン柿田川(玉川)内の「幼魚水族館」館長でタレントの鈴木香里武さん、同館広報で「海の手配師」と呼ばれ、30カ国、300の水族館・海洋生物研究機関に魚を供給する「ブルーコーナー」(沼津市江浦)社長の石垣幸二さん、同町在住で世界各地の海洋生物や海の風景、映像・写真を撮影する写真家の峯水亮さんの3人を新たにふるさと大使に任命した。
2010年に始まった同制度。これまで、同町出身の絵本作家宮西達也さん、元女子ラグビー日本代表で女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」の監督兼チームコーディネーターを務める野毛伸子さんが就いた。任期は4年。
関義弘町長が3人に委嘱状とふるさと大使の名刺を手渡した。鈴木さんは「長年の夢だった水族館を作ることが清水町でかなった。これからは幼魚文化を根付かせていきたい。幼魚を支えているのは美しい柿田川湧水だということを伝えていきたい」と感想を述べた。
石垣さんは「幼魚水族館を中心にどんどん清水町を盛り上げていきたい。この土地が魚たち、子どもたちを育てるという文化を全国、そして世界に発信していきたい」と意欲を見せる。
峯水さんは「写真を通じて国内外の皆さんに清水町の魅力を伝えていきたい」と話した。