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沼津の古着店がかき氷「ノリペチーノ」、今シーズンの提供開始 手動式で

秋山さんと「ノリペチーノ」

秋山さんと「ノリペチーノ」

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 沼津の古着店「PiLOT(パイロット)」(沼津市大門町)が4月22日、かき氷「ノリペチーノ」の今シーズンの販売を始めた。

手動式で丁寧に削り出すかき氷「ノリペチーノ」

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 同店は1998(平成10)年開業。店主の秋山博則さんが米国から直接古着やリビング雑貨を買い付けて販売している。

 かき氷の提供は、2008(平成20)年に現在の場所へ移転したのがきっかけ。秋山さんは「毎年7月に狩野川の花火大会があって、移転先の店舗にも多くの人が集まっていた。古着だけでなく、何か別のサービスを提供しようと考えていた時、たまたま見つけたき氷機に一目惚れした」と話す。

 提供するかき氷は、手動式で丁寧に削り出すのが特徴。秋山さんは「気温や湿度、氷のコンディションで微妙に調整できる。積もった雪のような食感を表現するのは手動で行うのが一番」とこだわりを見せる。

 秋山さんはかき氷を「ノリペチーノ」と名付けて販売。冬季はアメリカの古着を販売、夏季はかき氷店として営業する。新型コロナウイルス感染症の影響で米国に仕入れに行けない間も、店の売り上げを支えたという。

 ラインアップは「沼津抹茶」(1,000円)、「寿太郎みかん丸ごとコンポート」(1,000円)、「キャラメルW鳥仙珈琲」(900円)など15種類。「アップルパイ」(1,000円)など、秋山さんの独特な発想が目立つものも。「何気なくテレビや雑誌など見ていると思い付く。深く考えないでまずやってみて、そこから来店客が欲しいと思うか考える」と明かす。

 県内東部を中心に週末はイベントでも提供している。今後について秋山さんは「来店客と楽しみながら今後も販売していきたい」と話す。

 営業時間・イベント出店情報はインスタグラムで知らせる。

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