沼津市総合体育館(沼津市御幸町)内に「和カフェ沼津」がオープンして1カ月がたった。
5個に1個の割合で提供される「笑うたい焼き」(左) 関連写真10枚
店舗面積は約45平方メートル。席数は16席。メニューは、「しずちゃんの開運たいやき」(あんこ、カスタード、各200円)、「たい焼き さんド」(ハムちーず、たまごさん、てりやきチキン、コロッケさん、各350円)、「バターチキンカレー」「伊豆しか(=鹿)黒カレー」(から揚げ、サラダ付き、990円)、イチゴフロート(500円)、コーヒー(300円)など。
同店のスタッフは現在、70代と50代の女性3人。「看板娘」という70代の八尾靜枝さんはたい焼き店で約7年間、たい焼きを焼いてきた経験を持つ。八尾さんは「なるべく焼きたてで皮がパリパリの状態で提供したい」と笑顔を見せる。
同店マネジャーの望月成展さんは「たい焼きは5個に1個の割合で、笑うタイがいるので、それに当たったらラッキー」と話す。「この店に通った子どもたちが10年後、20年後、懐かしさを求めて来店してもらえるような店にしたい」とも。
八尾さんは「好きでやる気があれば商売はやっていける。頭で難しく考えず、とりあえずやってみるのが私流。愛情を込めて毎日たい焼きを焼いている。お客さんにおいしいと言ってもらえるのが何よりの喜び」と笑顔を見せる。
営業時間は11時~18時。