イベント「朝食オニギリ応援隊」が11月7日、「NewStand+(ニュースタンドプラス)」(沼津市大手町)で行われた。
栗原商店(清水町玉川)の新商品「ゼンライスプラス」「玄米ゼンライス」販売をきっかけに企画した同イベント。この日は、同商品を使って作ったおにぎりを街頭で無料配布した。
栗原商店の栗原康浩社長は「厚生労働省の調査によると、朝食を食べずに仕事に向かう人は20代男性の約3割。3人に1人が十分なエネルギーを摂取していないことになる。沼津のオフィス街で朝食の重要さを啓発し、朝食文化を活性化できたら」と話す。
8時から行ったおにぎりの配布には多く会社員たちが足を止め、「朝食を食べないのが普通だったが、通勤途中で食べられてありがたい」「普通よりあっさり味。胃もたれ気味の朝にはちょうどよかった」などと話していた。
このほか、通勤する会社員を「勝手に」応援する「朝チア」活動をこれまで1300回以上行ってきたという「全日本女子チア部☆AJO」(東京都港区)メンバーの「なっつぅ」こと加藤奈津美さんが3曲のチアダンスを披露。通行人にエールを送った。
加藤さんは「普段の朝チアと異なり、街の人との距離が短かった。ひとりひとりを今日は応援できた。朝食の広がりと一緒に今後も沼津で応援活動をしていきたい」と笑顔を見せる。