伊豆の国市の魅力を小学生が伝えるフリーペーパー「IZUCCO(いずっこ)vol.4」の完成披露発表会が11月4日、トヨタユナイテッド静岡伊豆の国店(伊豆の国市神島)で行われた。
地元の小学生が制作を通して地域の魅力を発信する「こどもローカルマガジンプロジェクト」の伊豆の国市版となる同冊子。子どもたちが地元を取材し、イラストを描き、写真を撮って地域情報誌を制作する。伊豆の国市で同冊子を作るのは4回目。今回は小中学生たち20人が参加した。
今回は「伊豆の国市を食べつくそう」をテーマに市内のグルメ情報を中心に取材。子どもたちは食品の取材だけでなく調理人や生産者にもインタビューを行い、およそ3カ月ほどで16ページの冊子を作り上げた。
「全編通して小学生にしかできない味や食感の表現に驚かされてばかりだった」とIZUCCO制作委員会代表の中野あゆみさん。今後については、「同冊子の制作は『20年後の伊豆の国市を支える人材を育てる』というコンセプトでの活動。今年は小学生だけでなく中学生も参加してくれた。子どもたちがプロジェクトを通じて成長の一歩になってくれれば」期待を寄せる。
今年の冊子の発行部数は6000部。市内の小学生児童全員に配布を予定する。