「第47回 千本浜元旦水泳」が1月1日、千本浜海岸(沼津市本千本)で行われた。主催は沼津水泳連盟。
1年間の無病息災などを願って海を泳ぐ同イベント。市内外から142人が初泳ぎに挑んだ。大会には静岡県内だけでなく関東圏や北海道からの参加者の姿も。参加者は水着やふんどし、プロレスの覆面などの姿で約200メートルを泳いだ。
三島市から参加した新井碩さんは「仲間に誘われはじめて参加した。来るのに少しちゅうちょしたが、寒さは最初海に入る時だけで泳ぎ始めたら気にならなかった。2024年は誘われたら断らない挑戦の年にできたら。体力をつけて健康な一年にしたい」と話した。
地域密着型プロレス団体「沼津プロレス」からは「お茶戦士カテキング」「お魚戦士ヒラキング」「みかん戦士寿太郎」が参加した。
同団体代表の高橋裕一郎さんは「今年で14回目の参加。例年より気温があたたかく水温も高く快適と思ったが、うねりがあり、波打ち際は足元をすくわれて岸のほうが大変だった。今年はまた沼津を盛り上げるべく、沼津市民の皆さんと直接触れ合えるイベントに参加したいと強く願っている」と話した。