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三島の醸造所が焼き芋使ったクラフトビール販売 サツマイモの香ばしさ生かす

「fete(フェット)三島醸造所」を運営する「アイアイダイニングス」の立川妙紀さん

「fete(フェット)三島醸造所」を運営する「アイアイダイニングス」の立川妙紀さん

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 クラフトビール「西麓Legumes (せいろくレギューム)三島甘藷(かんしょ)ブラウンエール 」の販売が1月5日、「fete(フェット)三島醸造所」(三島市一番町)で始まる。

「西麓Legumes 三島甘藷ブラウンエール 」

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 2023年4月にオープンした同醸造所。これまで、沼津市西浦産レモンを使った「西浦レモネードIPA」などのクラフトビール、三島・函南産のイチゴ、沼津市西浦産レモン、戸田塩を使ったフルーツ発泡酒「petillant aux fruit(ペティアン・オ・フリ)『fraise(フレーズ)』」などを製造し、醸造所併設のレストラン「allez(アレ)」や系列店の「aiai(アイアイ)」(沼津市大手町)などで提供している。

 「西麓Legumes (せいろくレギューム)三島甘藷(かんしょ)ブラウンエール 」は併設レストラン「allez」のシェフ2人が焼き上げた箱根西麓三島野菜で三島ブランドの「三島甘藷(かんしょ)」の焼き芋と沼津茶、白こうじなどを原料に使った同所初のブラウンエール。 細かな泡立ちでクリーンなこげ茶色に仕上げたという。

 同店運営会社「アイアイダイニングス」(沼津市大手町)の立川妙紀専務は「甘藷の香ばしさと甘みを生かすため、ブラウンエールにした。黒糖のようなこくのあるほっこりとした甘みと、麦芽の香ばしさ、焼き芋の皮の香ばしい焦げ感が楽しめる。サーバーから出したてよりセ氏10度帯で飲むとより焼き芋の香りを強く感じられる」と話す。

 「冬だからこそ楽しめるビール。こたつに入りながら、あったかくして飲んでほしい。三島甘薯が収穫される時期に毎年定番として造り、三島の食材を使った新たな目玉商品へと成長させていけたら」とも。

 価格は330ミリリットル=650円。
「allez(アレ)」「aiai(アイアイ)」「松浦酒店」(沼津市大手町)のほか、オンラインショップで販売する。

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