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三島の醸造所が初の果実発泡酒 地元産イチゴとレモン、戸田塩を使用

「fete(フェット)三島醸造所」を運営する「アイアイダイニングス」の立川妙紀さん(右)と醸造を担当する高橋美咲さん

「fete(フェット)三島醸造所」を運営する「アイアイダイニングス」の立川妙紀さん(右)と醸造を担当する高橋美咲さん

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 フルーツ発泡酒「petillant aux fruit(ペティアン・オ・フリ)『fraise(フレーズ)』」の販売が8月10日、「fete(フェット)三島醸造所」(三島市一番町)で始まった。

フルーツ発泡酒「petillant aux fruit(ペティアン・オ・フリ)『fraise(フレーズ)』」

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 2023年4月にオープンした同醸造所。これまでに沼津市西浦産のレモネードを使った「西浦レモネードIPA」など9種類のクラフトビールを製造し、醸造所併設のレストラン「allez(アレ)」や系列店の「aiai(アイアイ)」(沼津市大手町)などで提供している。

 同醸造所初となるフルーツ発泡酒には三島・函南産のイチゴ、沼津市西浦産のレモン、戸田塩などを使った。イチゴの香りを複雑にするためフランス産のホップを使い、熟成時にはイタリア産の赤ワインビネガーを加えた。330ミリリットル瓶と750ミリリットル瓶、合わせて1000本を醸造した。

 運営会社「アイアイダイニングス」(大手町)の立川妙紀専務は「フルーツを全体の約3割使用した。イチゴの甘みだけでなく、アクセントとしてレモンも入れることで爽やかな味わいに仕上がっている。氷を入れてサングリアのように楽しんでほしい」と話す。

 「feteではお祝いの時に飲んでほしいお酒を醸造している。乾杯にはスパークリングが似合う。今後も旬の果物を使ったフルーツ発泡酒のバリエーションを増やし、お祝いに花を添えるお酒を提供していきたい」とも。

 価格は330ミリリットル=990円、750ミリリットル=1,980円。
「allez(アレ)」や「aiai(アイアイ)」、「松浦酒店」(大手町)のほか、オンラインショップで販売する。

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