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ベアードビールが三島に新店舗 市内で高まるクラフトビール熱

ブライアン・ベアード社長と妻のさゆりさん

ブライアン・ベアード社長と妻のさゆりさん

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 ベアードビールブルーイング(伊豆市大平)が12月7日、「ベアードビールステーション三島」(三島市本町)をオープンした。

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 2000年に沼津で創業した同社。社長のブライアン・ベアードさんと妻のさゆりさんの2人が、30リットルの小規模設備による醸造から事業をスタートした。地域食材を使った原材料や伝統製法による味が評判を呼び、2010年には国際コンテストで金賞を受賞するなど評価受けてきた。

 現在は、醸造所を伊豆市大平に移転・拡大し、三島店のほかに8カ所のタップルームやキャンプ場などを運営する。

 広さ12坪の店内には、12のビールタップを設置し、9種の定番商品(レギュラーサイズ=1,000円、ハーフサイズ=600円)と3種の季節限定商品を並べる。伊豆鹿ジャーキー(1,300円)、ポップコーン(500円)などのつまみも用意する。

 ベアードさゆりさんは「ほかのタップルームでは、当社のビールに合う料理を考え、各店で異なるコンセプトを展開してきた。駅から近い三島店は、気軽に立ち寄ってもらえるよう、フルサービスのレストランではなくコンパクトな店内でビール中心に楽しめる形にした」と話す。

 「新型コロナウイルス感染拡大による自粛生活で、家飲みが続いてきたが、やはりビールは仲間と飲むと楽しい。一人客も居合わせた人同士で交流を楽しみ、連れ立って次の店に出掛ける様子を目にする」とも。

「近隣には徒歩10分以内に、他の醸造所やタップルームが4店舗ほどある。好きな店やビールを探して飲み歩きができるのは三島ならではの魅力。他店をライバルだとは思っておらず、一緒にビールのまちとして盛り上げていけたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は、平日=16時~22時(金曜は23時まで)、土曜=12時~23時、日曜=12時~22時。 水曜定休。

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