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三島の化粧品メーカーが「石けん」新商品 使い勝手・素材にこだわり

「素のまま」

「素のまま」

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 化粧品メーカー「藪(やぶ)の家せっけん」(三島市大場)が1月23日、新商品の石けん「素のまま(そのまま)」「素のまま オリーブ」の販売を始めた。

「素のまま」を持つ望月さん

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 「一般的な石けんの2倍のサイズ」(同社)という140グラムの石けんに麻ひもを通し、浴室などにつるして使う同商品。つるすことで石けんの劣化を防ぎ長期間持つ利点があるという。

 同商品の開発について、望月秀樹社長は「成分にこだわる人に普段使いしてほしいとの思いが常にあり、長く使える、使い勝手の良い商品の開発に至った」と話す。

 同商品は、原材料の良さを残そうと薬剤使用や加熱を行わない「コールドプロセス製法」で製造。素のままオリーブは沼津産オリーブの葉を使っている。

 社長の望月さんは都内で営業職の会社員を務めた後、看護師の妻とともに三島市へUターン。妻の趣味であるクリーム石けん作りをヒントに2012(平成24)年、同社を創業した。現在、小規模生産の強みを生かした石けんや化粧品を開発・販売している。

 望月社長は「小規模生産の利点は在庫を多く持たず生産できるため、短期間での販売が可能。そのため、保存料や酸化防止剤を使わない、肌に優しい製品作りができる」と自信を見せる。

 「今後も肌に優しい天然由来の石けんを作り続けたい。プライベートブランドなどの商品開発にも力を入れていきたい」と意欲を見せる。

 価格は1個=2,180円。同社オンラインショップで販売する。

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