商店街イベント「しんなかわくわく市」が6月8日、沼津新仲見世商店街(沼津市大手町)で開催される。
商店街の活性化と商店街を舞台に表現する人の活躍の場として、2023年5月から毎月開催されている同イベント。同商店街にある「井草呉服店」「昭和レインボー」が中心となり、今回で12回目となる。
当日は、子どもを対象としたくじや射的、ワークショップや飲食物の販売を行う。
今回は同市にある誠恵高校(沼北町)が参加し、商店街と同地域のにぎわい創出を行う。同校は校内の部活「高校コーヒープロジェクト」による自家焙煎(ばいせん)コーヒーを提供するほか、eスポーツ部による「太鼓の達人」の演奏・体験プレーなどのコンテンツを用意する。
同校はさらに、かつて西条町に1950年代から存在していた「後藤駄菓子店」の名物「ソーダ水」を再現。ソーダ水はビールジョッキにかき氷を敷き詰め、シロップ・炭酸水を注いだもの。現在は閉店してしまったが、50~60代の人にとっては、幼少期を思い出させる「ソウルフード」として人気がある。
同校の小野貴弘理事長は「(ソーダ水は)当時の一中生にとっては懐かしい思い出のアイテム。思い出に浸りながら、当時を懐かしんでほしい」と参加を呼びかける。
開催時間は10時~16時。ソーダ水は先着で無料提供する。雨天中止。