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三島で「みしまレトロ」企画 レンズ付きフィルムで地元の「エモさ」探る

コンテストの様子

コンテストの様子

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 写真イベント「みしまレトロ」が6月30日、中島パーキング(三島市本町)を中心に行われた。

コンテストで1位にかがやいた作品

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 三島市内に本社を構える加和太建設(文教町)の新入社員8人が企画した同企画。イベントは2週連続で開催し、1週目は参加者にカメラを貸し出して「レトロ」な写真を撮影してもらい、2週目に現像してコンテストを行った。

 1週目のカメラの貸し出しには140人ほどが参加。中にはレンズ付きフィルムを初めて触る人もいた。企画メンバーの松本芽依さんは「存在は知っているが、操作方法も知らない世代も多くいた」と話す。

 1週目に撮影した写真は現像後、メンバーたちで「エモい」写真をセレクトし、絞り込んだ240枚ほどを2週目のコンテスト開催時に掲示。その中から
、2日間で延べ246人の投票よって上位作品を決めた。参加した三島在住の女性は「最近『エモい』というキーワードに戸惑っていたが、若い世代が評価するレトロ写真を見て、やっと言葉の意味がわ分かった」と話す。

 写真は、三島市観光協会に提供する。メンバーの竹内悠真さんは「三島は多くの観光客が訪れる街だが、20代を中心とする若年層の観光客が少ない。このイベントを通じて得た情報で、若者が何を支持するのか、研究する参考になれば」と話す。

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