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棋聖戦を前に御用邸で「おもてなし清掃」 市民ら150人が園内清掃

御用邸の清掃活動を行う参加者

御用邸の清掃活動を行う参加者

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 将棋「ヒューリック杯棋聖戦」の会場である沼津御用邸(沼津市下香貫)で6月27日、ボランティアらによる「100人清掃大作戦」が行われた

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 棋聖戦は産経新聞と日本将棋連盟主催の将棋タイトル戦の一つ。藤井聡太棋聖が2021年にタイトルを取得し、今年は2度目の防衛戦。佐々木大地7段が相手の五番勝負で、現在まで藤井棋聖の1勝1敗となっている。

 今回の清掃イベントは棋聖戦を前に園内を清掃するという企画。参加したのは、同施設の案内も務める観光ボランティアガイド、同施設の周辺住民や、同施設を指定管理する加和太建設(三島市文教町)の従業員らおよそ150人。10時に始まり、雨上がりの高湿度で気温も上昇する中、汗を流しながら落ち葉拾いなどの清掃を2時間半ほど行った。

 掃除の結果、およそ800袋分の落ち葉やごみが集まった。通常の清掃活動の3週間から1カ月分に当たる量だという。

 同施設の轟敏男所長は「当社が指定管理を始めてから最大規模の清掃活動ができた。帰り際に参加してくれた市民の方から感謝の言葉をもらい、改めて同施設が地域に愛されていると実感した」と話す。

 棋聖戦第3局は7月3日開催予定。

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