沼津市町方町・通横町のアーケード名店街で8月26日・27日、沼津本通防火建築帯見学会が行われる。
アーケード名店街は、昭和の戦災復興の中で全国的に進められた「都市不燃化運動」の先駆けとして、1954(昭和29)年に誕生。商店街となっている同通りは、1階部分が店舗、2階・3階部分が住居となっており、各階の高さ、前面の柱の間隔などが計画的に作られた沼津市の美観地区指定地域となっている。
現在は建物の老朽化や来客者の減少などの課題を抱える中、地元検討会を中心に新たなまちづくりへの気運が高まっている。同通りを「ライフスタイルセンター」とする方向性が示され、準備組合が設立されるなど、商店街の再生計画が進められている。
開催時間は両日とも10時~15時。予約不要。参加無料。希望者は同通りにある再開発組合事務所を訪れて直接申し込む。参加1グループ(個人含む)につきスタッフ1人が同行する。