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沼津で地元産「海ぶどう」イベント 多彩な食べ方で海ぶどうの可能性探る

沼津産の海ぶどう「ふじ山 海ぶどう」

沼津産の海ぶどう「ふじ山 海ぶどう」

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 イベント「沼津産の海ぶどうをみんなで美味(おい)しく食べよう会」が9月4日、沼津のレンタルスペース「POPLY(ポプリィ)」(沼津市上土町)で開催された。主催は、沼津を拠点に活動する人を紹介するインタビュー形式のポッドキャスト番組「ぬまずっきゅーん」。

さまざまな具材を使って海ぶどうの生春巻きを試食した(関連写真5枚)

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 当日は、沼津産の海ぶどう「ふじ山 海ぶどう」を生産者の一人、庄司昌弘さんが会場に持ち込んだ。参加者と共に海ぶどうに合う調味料を試したり、カニカマ、アボカド、塩辛、カモ、チキンなど約15種類の具材と共に生春巻きに巻いたりして味わった。イベントの様子はインスタグラムでもライブ配信した。

 「ぬまずっきゅーん」MCのMayukaさんは「庄司さんに番組にゲストとして出演してもらった際に、もっと多くの人に沼津産の海ぶどうのことを知ってほしいと思い、イベントを企画した」という。

 庄司さんは「海鮮丼に載せて食べるのが一番合うが、マヨネーズをかけて食べるのが好きな人も意外と多い。ドレッシングやわさびなど、いろいろなものと相性がいいので楽しんでほしい」と呼びかける。

 参加者で「THE CHAMBER」(同)でモーニングを担当する野中こずえさんは「海ぶどうは塩気がしっかりあるので、塩味が必要なものと合わせると良いと思う。冷製パスタの上に最後に載せてもおいしいはず」と話す。

 庄司さんは「チェックのために毎日海ぶどうを食べているが、飽きることはない。光の吸収などの影響で日によって状態が違い、朝は状態が良くなくても夕方に回復することもあり、まるでわが子のよう。沼津産海ぶどうをさらに多く生産していき、多くの人に食べてほしい」と意気込みを見せる。

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