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沼津のクリエーター集団が団体名変更 ポッドキャスト番組など新企画も

新しい団体ロゴを紹介する考案者の大木さん、「沼津未来クリエイティブ」会長の原さん

新しい団体ロゴを紹介する考案者の大木さん、「沼津未来クリエイティブ」会長の原さん

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 沼津を拠点に活動するクリエーター集団「沼津の未来をデザインする会」が9月25日、名称を「沼津未来クリエイティブ」に変更し、11月から新企画を展開している。

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 同団体は2019(平成31)年4月に設立。デザイナーを中心としたクリエーター同士がつながり、デザインの視点から沼津の課題解決を目指し、毎月最終金曜に定例会を行いプレゼンテーション方式で企画会議を行っている。

 同団体では現在、沼津を拠点に活動する人を紹介するインタビュー形式のポッドキャスト番組「ぬまずっきゅーん」開始や、校区ごとの魅力や歴史を伝える「校区BOOK」製作などを行っている。

 同団体代表の原清人さんは「これまでの定例会では人を集めるイベントをやりたいという声もあったが、新型コロナウイルスの影響でそれが難しくなったため、以前から気になっていた団体名称について、もっと言いやすい名前にし、メンバーがプレゼンテーション方式でロゴを考えてみることにした」と話す。

 「新名称には、この街のアイデンティティーについて探求し、市民やこの町に関わる多くの人たちにも広く伝えたい、クリエーティブ力のつながりが沼津の未来をつくるという思いを込めた」と原さん。メンバー内で新ロゴマークのコンペも行ったという。

 ロゴマークコンペには、会のメンバー8人が参加。投票でメンバーの大木真実さんの案に決まった。大木さんは「未来を示し道しるべとなる一つの星は、クリエーターが一つの共通ビジョンの下、大きな志で活動していく象徴としての意味を込めた。これからの時代を切り開く精鋭クリエーターの変化に富んだセンスと前衛的な息吹を感じさせるようデザインした」と話す。

 原さんは「沼津出身の、人生半ばを過ぎたおじさんデザイナー3人で始めた会だが、仕組みを作って自身は後ろで支える側として若い人たちが自由にやれる場を作りたい。沼津の『今と昔』『今とこれから』をつなげる企画を形にしていき、面白く、意義あるものにしていけたら」と意欲を見せる。

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