
リヤカーを引いてアフリカコーラを各宿場町で「53つぎ」する「アフロ行商人 東海道五十三注(つ)ぎ Road to Africa」を行うエゼマタ健太チャールズ(チャーリー)さんが4月21日、沼津市内でアフリカコーラを販売する。
エゼマタ健太チャールズ(チャーリー)さん(前列)と宿場町で出会った人たち(関連写真2枚)
日本人の母とナイジェリア人の父を持つチャーリーさん。自分のルーツとともに大切にしてきたというアフリカコーラを多くの人に広めたいとリヤカーを引いて東海道五十三の宿場町を訪ね歩き、アフリカコーラをつぐ同企画。学生のアフリカ旅支援のための協賛金も募っている。3月8日に京都・三条大橋を出発し、4月3日に静岡県入りした。
沼津の新聞販売店「NewStand+」(沼津市大手町)で4月21日、アフリカコーラ(1杯500円、1瓶3,000円)やステッカー(200円)を販売する。
チャーリーさんは「これまで歩いてきて知り合った人たちが、この旅を通じて助けてくれて今までの人生が肯定されている気分。自分の中でまた戻ってきたいと思える場所、また会いたいと思う人が増えた」と話す。
終点の東京・日本橋には5月10日ごろ到着予定だという。チャーリーさんは「僕がまずは汗をかいて一生懸命なところを学生に見てもらい、勇気を与えたり、旅の良さを知ってもらえたりできれば。アフリカに一緒に行きたいと思ってくれる人を一人でも増やしたい」と意気込む。
販売は11時ごろからを予定。