
「みしまマンゴー」生産農家と地元飲食店のコラボ企画、「三島mizumizuマンゴーをさらにおいしく食べる会議」が7月18日、三島市内で始まった。
ラベルに鈴木農園の鈴木さんの肖像画を描いたフルーツサワーエール「Mishima Mangue~Sour Ale~」(関連画像3枚)
鈴木農園(三島市玉川)が生産を手がける「みしまマンゴー」のブランドネーム拡大と地元飲食店への認知向上を目的に、2018(平成30)年から続く同企画は今年で8回目。期間中、三島市内を中心とした飲食店35店でみしまマンゴーを使ったメニューを用意する。
鈴木農園社長の鈴木貴之さんは今年のマンゴーについて、「昨夏昨秋の長い猛暑により収穫が2週間ほど遅れていたが、収穫量は昨年を少し上回り、アーウィンは約9000個の収穫量となりそう。ここに来て先月の猛暑の影響か収穫が一気に進み、1日で800個収穫した日もある。天候に振り回されたシーズンになった」と話す。
「ペチカ」(清水町堂庭)は「マンゴーパフェ」、「カオリノモリ」(沼津市下香貫木ノ宮)は「マンゴーRAWショートケーキ、「猫煮干」(沼津市平町)は「マンゴー鴨カツ」「マンゴーオイスターショット」、「武井牧場」(沼津市西熊堂)は「マンゴーパフェ」、「佐野菓子店」(富士市永田町)は「みしまマンゴーのショートケーキ」、「KUNON Baking Factory」(東京都)は「みしまマンゴーとスパイスのパフェ」を、それぞれ提供する。「fete三島醸造所」はみしまマンゴーを使ったフルーツサワーエール「Mishima Mangue~Sour Ale~」を製造。ラベルには画家・若林鮎さんが描いた鈴木さんの肖像画をデザインした。同企画に参加する一部の店でも提供する。
鈴木さんは「『みしまマンゴー』を地元飲食店の知恵で有効に使ってもらおうと考えたのが企画のきっかけ。初回10店で始まった企画が今は35店にまで増え、今年は西伊豆や沼津、都内など三島市外からの参加店も増えている。それぞれの店が趣向を凝らしたオリジナルメニューを楽しんでほしい」と話す。
7月31日まで。