沼津市の仲見世商店街(沼津市添地町)を中心とした5つの会場で7月5日、「第4回街頭紙芝居大会INぬまづ」が開催される。
同イベントは、静岡県東部地域を中心に紙芝居のパフォーマンスを行う三ツ沢グッチさんの呼び掛けで、「街頭紙芝居の甲子園大会」として2012年に第1回が開催され今年で4回目。プロが対象となるプレミア部門に静岡県内をはじめ東京から愛知などから過去最高の10 組が出場する。
アマチュアを対象とした「チャレンジ部門」では、公募による8組が中央公園会場に出場。昨年チャレンジ部門に初めて参加し、今年は同部門のMCも務める渡邉純さんは紙芝居の魅力について「声が届く範囲の子どもたちと直接コミュニケーションが取れるところ」と語る。
本選前の6月28日には、プレイベントとして前回チャンピオンのたっちゃんさん(マーガレット一家)が紙芝居ワークショップを行い、出演者たちも応援に駆け付けた。
三ツ沢さんは「各地で紙芝居のイベントが行われているが、チャンピオンを選出するのは沼津だけ。今後もレベルを高くして、静岡市の大道芸や浜松市の人形劇のように、『紙芝居の大会と言えば沼津』となるようにしていきたい」と今後の抱負を語る。
イベント前日には三島市の楽寿(三島市一番町)と大社の杜(もり)みしま(大社町)で前夜祭として出場者による紙芝居パフォーマンスが行われる。イベント当日はゲストライブやマジックなども予定する。
開催時間は10時~。