三島で「おんなのこ」テーマに詩と音楽の朗読会

パフォーマンスの様子

パフォーマンスの様子

  •  

 三島のコミュニティースペース「クライ・イン・パブリック」(三島市大宮町)で7月17日、小説家・温又柔(おん・ゆうじゅう)さんとミュージシャン・小島ケイタニーラブさんのユニット「ponto(ポント)」による朗読ライブが行われた。

 同企画は、これまで東京の書店「サニーボーイブックス」を拠点に、書店の本を手掛かりに温さんが小説を創作。小島さんがその小説に音楽で応える形で作られてきた作品を中心にパフォーマンスを披露。三島での開催は、同スペースの共同運営者の一人である翻訳家の西山敦子さんが制作したZINE(=手作り、少部数の出版物)を過去に温さんがテーマに選んだ縁から、初めて東京以外の場所での開催となった。

[広告]

 今回のライブは「おんなのこ」がテーマで、日本語・中国語・台湾語を話す3人の女の子の手紙「別々の言葉を話す3人の仲良しの女の子」を温さんが創作し、小島さんのオリジナル楽曲「茉莉花楽団」を披露した。温さんは「この話は台湾で川を眺めている時にできたもの。pontoはエスペラント語で「橋」の意味があり、水の流れる三島にぴったり」と話す。

 エスペラント語を通して2人と交流のある三島市在住の小説家・間宮緑さんがゲスト出演した。小島さんが作詞作曲し、温さんと間宮さんがエスペラント語に翻訳した「ムーンライト」という曲の歌詞を小説家2人が日本語とエスペラント語で朗読し、小島さんが演奏した。

 参加した市内在住の30代の女性は「離れていても、違う言葉を話しても、気持ちが通じあえば友達になれるという大切なことを思い出した。エスペラント語の響きも新鮮だった」と振り返った。