![お化けの登場とカメラのフラッシュに驚く児童たち](https://images.keizai.biz/izu_keizai/headline/1438268672_photo.jpg)
三島西小学校(三島市緑町)で7月24日、保護者会イベント「学校へ泊まろう!」が開催された。主催は、同校児童の父親らでつくる「おやじの会」。
夏休み中の小学校を利用して宿泊体験を行う同イベントは2011年から始まり今年で4回目。
今年は全校生徒の半数にあたる約220人の小学生たちが参加。参加した小学生たちは、昼間プールでゲームを行い、夕食は自分らで食材を準備したカレーライスを食べた。参加した4年生の児童は「今までの中で一番おいしいカレーができた」と笑顔を見せていた。
夕食後には、恒例の名物企画「お化け屋敷」を開いた。校舎を使った所要時間約30分のお化け屋敷は、「おやじの会」が中心となり1日がかりで作り上げたもの。同会の伊藤哲也会長は「大人が本気になって作ったもので、怖さは子供だましとは言えないほど。昨年は本気で作りすぎて途中でリタイアする児童が続出したため、今年は若干マイルドにした」と苦笑いする。
そのかいもあり、今年は脱落者が少なかったというお化け屋敷。6年生の女子児童は「去年も怖かったけど、今年も怖かった。でも、とても楽しい思い出になった」と話す。
伊藤会長は「自分の子どもだけでなく、地域の子どもらが楽しんでくれるのを一番の目的としている。普段、父親として学校行事に関わることは少ないが、こうしたイベントを通じて今後も親子の体験を増やしていきたい」と意欲を見せる。