下田の吉佐美大浜(下田市吉佐美)で9月5日・6日、海洋浴イベント「ビッグシャワー」が開催された。
同イベントは今年で17回目。毎年9月第1週の土日に開催し、会場ではノルディックウオーキングやビーチヨガ、サーフィン体験のほか、ステージではフラや太鼓の発表会、浜辺には50の屋台が並ぶ大露天市、夜は花火大会など数多くのイベントが開催。海水に入らなくても癒やしやマイナスイオンを浴びる「海洋浴」をテーマにしたイベント内容となっている。
同イベント実行委員長の増田健太郎さんは「下田の海は例年お盆を過ぎると閑散としてしまうが、9月に入っても海水浴は可能で、海の魅力をより多くの人に知ってもらい、9月の観光客誘致を目的に始めたのがきっかけ」と話す。
17年続けてきて、現在のイベントは「下田を代表する夏の最後を飾るイベントとなった。今年は例年よりも参加者が多く、両日で2万人は超えているのでは」とも。。
2日目の後半、ステージではウクレレのイベントを開催。参加者が演奏に合わせてフラを踊った。同イベントは参加型のイベントが多く、例年このイベントに集まるリピーターがいるほどの盛況となっている。
東京から参加した40代の女性は「独身時代からこのイベントに来ていて、今年も子どもや家族で訪れた。今年も夏が終わると思うと切ない気持ちになるが、今後もイベントが続く限り参加したい」と話していた。
増田さんは「17年続けてお盆後にも下田を訪れる人が増えた。イベントは完成形に近くなっているが、来年以降も魅力あるイベントに成長させていければ」と話す。