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三島の美術館と鉄道会社が国宝の刀剣記念券販売へ 企画展でコラボ

記念きっぷのセットを持つ美術館スタッフ

記念きっぷのセットを持つ美術館スタッフ

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 伊豆箱根鉄道(三島市大場)は、佐野美術館(三島市中田町)で11月29日から始まる「備前刀剣王国」展の入館券と伊豆箱根鉄道駿豆線の乗車券がセットになった記念券を販売する。

【関連画像】記念乗車券セット一式

 同展は平安時代末期から室町時代までの備前国(現在の岡山県)で作られた名刀約60点が並ぶ特別展。

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一ノ谷の戦いで武勲を挙げた佐原義連という源氏の武将が、源頼朝から拝領した「成高」作の太刀をはじめ、伊豆半島にちなんだ刀剣なども展示し、刀剣ファンの期待も高い。

 記念券は、同館所蔵の国宝である備前長船長光の薙刀(なぎなた)を表紙にデザインした台紙に、展覧会に出品する刀剣の写真が入った入館券と4枚の乗車券が入ったもの。記念乗車券では駿豆線沿線にある源頼朝ゆかりのエリアを紹介している。

 台紙の中には三島から伊豆長岡までの路線図と、源頼朝にゆかりの深い三嶋大社、蛭ヶ小島、願成就院の案内が描かれており、頼朝ゆかりの伊豆を刀剣展と共に楽しめるセットになっている。

 記念乗車券にあしらわれている刀は、上杉謙信にゆかりの長船兼光作「水神切」、切られた人がそれに気づかず泳いだという逸話を持つ小早川秀秋が所持した「名物波游兼光(なみおよぎかねみつ)」など、展覧会に出品される名刀。

 4枚の乗車券はD型硬券で、三島駅から美術館と三嶋大社最寄りの三嶋田町駅まで、三島田町駅から願成就院最寄りの伊豆長岡駅まで、伊豆長岡から蛭ヶ小島最寄りの韮山駅まで、韮山駅から三島駅までの区間に使うことができる。乗車券は使用後も記念に持ち帰ることができる。

 同社鉄道部の浅水さんは「佐野美術館とはこれまでも前売り券や当日券の販売の協力をしてきた。本多忠勝の槍(やり)『蜻蛉切』を展示した1月の『ひとの縁はものの縁』展の入館者数の増加を聞き、刀剣ブームが来ていることを実感している。展覧会に合わせて美術館と一緒に準備をしてきた。刀剣ファンに伊豆箱根鉄道に乗って、佐野美術館と三島エリア、韮山エリアを周遊してもらえたら」と話す。

 販売価格は1600円。記念乗車券は原木、牧ノ郷を除く三島から修善寺までの駿豆線各駅と大雄山線小田原駅と佐野美術館で、展覧会期間中の11月29日~1月24日、限定数を販売する。有効期限は1月24日まで、

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