同イベントは節分にちなんだもので、今年が初めて。カピバラ園に約40度のお湯が張られ、地元で採取されたオニユズを入れた湯船でカピバラが温浴した。
カピバラは和名で「オニテンジクネズミ」と呼ばれている。同園の広報担当者は「オニと付けられているのは、凶暴だからではなく、通常のネズミよりも大きいという理由からだと思う。カピバラが風呂に漬かる様子を眺めた来場者が癒やされ、福が舞い込んでくれれば」と話す。
千葉県から訪れた女性は「和名にオニと入っているのは知らなかった。とても気持ちの良さそうな姿で楽しい気分になる」とも。県内から訪れた30代の男性は「とても鬼の雰囲気は感じられない。この日は全国で鬼が退治されているが、たまにはこういう鬼をいたわる光景もあっていいと思った」と笑顔を見せた。
開園時間は9時~17時。入園料金は、大人=2,300円、小学生=1,100円、幼児(4歳以上)=400円。カピバラの露天風呂イベントは今後も土曜・日曜に開催予定。4月6日まで。