熱海の旅館「星野リゾート 界 熱海」(熱海市伊豆山)で1月30日、イベント「五感で愉(たの)しむ梅こまち滞在」が行われた。
四季を通じて利用客に熱海地域にちなんだアクティビティ「ご当地楽(がく)」を開催している同施設。今回はテーマを「梅」に設定し、日本一早咲きと言われている熱海の梅園や、同地の文化などとのコラボレーションを企画した。
1月31日は、施設内でも人気のある「芸妓(げいぎ)」出演するイベントを行った。今回は地元函南で盆栽作家として活躍する中村康宏さんが芸妓と共演し、舞を披露した。同施設でも初めての試みとなった。
イベントには宿泊者30人ほどが大広間に集合。舞台では中村さんが地元を中心に選定された野梅やコウバイ・コデマリなどを用意し、三味線の音に合わせたアレンジメントパフォーマンスを開始。アレンジされたウメたちを背景に、芸妓たちは熱海やウメを象徴する踊りを5曲披露した。
今回のイベントを終えて、中村さんは「今まで高校の筝曲(そうきょく)部やギタリストとの共演はあったが、踊りとの共演は初めて。歴史と文化のあるプロの芸妓の踊りに合わせるのはとても安心し、アレンジメントを行うことができた」と話す。
今回演奏を担当した静さんは「長く三味線と踊りをしていたが、園芸家と一緒に共演することは初。今回はとてもいい機会を頂き勉強になり、自身たちの世界も広がった気がする。今後も機会があれば、新しい可能性を引き出していき、多くの人たちに見てもらえれば」と呼び掛ける。