堀江養鶏(伊豆市矢熊)で7月3日、伊豆市の若手職員との交流会が行われた。
堀江養鶏の堀江利彰さんと同市農林水産課の原康弘さんが立案した同企画。同市の若手職員18人と市内でシャモ・シカ・野菜・アマゴ・塩などを生産や販売をする7人の生産者らが集まり、生産者から提供された食材を実際に調理し、その特長をレクチャーし試食を行った。
堀江さんは「市の特産品といわれているものでも、その生産者の思いや食材の本来の味わい方などを知ってもらう機会が少ない。食材は楽しみながら味わうのが一番。これから伊豆市をアピールする若い職員たちに楽しみながら知ってもらいたく企画した」と話す。
参加した職員は20代が中心で、市の広報誌のメンバーが中心。参加者の一人は「初めて食べる食材も多く、生産者たちのストーリーを聞くことでとても充実した時間を過ごした。このおいしい情報を多くの人に伝えていきたい」と話す。
原さんは「生産者の気持ちが伝わり、より細かい情報を伝えられるようになったのでは」と期待を込める。