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「沼津自慢フェスタ」開催 3日で1万5000人、沼津の食の魅力伝える

多くのバーテンダーたちが腕をふるった「NUMAZU BAR」

多くのバーテンダーたちが腕をふるった「NUMAZU BAR」

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 沼津中央公園(沼津市大手町)で9月8日~10日の3日間、イベント「THIS IS NUMAZU 沼津自慢フェスタ2016」が開催された。

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 沼津の飲食店の魅力を、市民を中心に知らせることを目的に開かれた同イベントは今年で5回目。参加店は50店舗を超え、公園内に並んだ「グルメゾーン」では飲食店が特設テントの中で店自慢の商品の販売を行い魅力を伝えたほか、市内約20店のバーテンダーがカクテルを提供する「NUMAZU BAR」コーナーなども用意し、来場者を楽しませた。

 毎年市内の飲食店らが創意工夫を凝らしメニューを提供する「センターラウンジ」は1日100食限定の席がわずか数分で例年満席となるほど人気のコンテンツ。実行委員の三澤和也さんは「今年は抽選にしたが、例年よりも盛況だった。5店舗の料理人たちの熱意と個性が集結し、沼津が美酒美食の街を目指す象徴になった」と振り返る。

 今年の総来場者数は3日で1万5000人。年々にぎわいを見せている。市内から訪れた女性は「数年前から来ているが、近年は早い時間にならないと座れないほどのにぎわいに成長してきた」と話す。

 来場者数の増加について、同実行委員の植松史朗さんは「告知を行い、さらに来場者を増やしてほしいという要望もあるが、そもそものきっかけは沼津市民を中心に、沼津の飲食店の魅力を知ってもらうことがきっかけ。集客を狙うことよりも、より多くの沼津のファンを増やし、魅力を発信していくことが大事」と一貫してイベントのクオリティーにこだわる。

 三澤さんも「来年以降のイベントについてはまだ分からないが、今後もきっといい方向に進んでいくと思う。実行委員も出店者も全員が362日のための3日間と思い頑張ってきた。今後も沼津が元気になるよう、これをきっかけにそれぞれが、それぞれの場所で活躍してほしい」と話す。

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