下田で海開き-3連休は花火やカジキ釣り大会などイベントも

今週末海開きを迎える外浦海水浴場の風景(下田市観光協会提供)

今週末海開きを迎える外浦海水浴場の風景(下田市観光協会提供)

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下田市周辺の海水浴場の多くが7月19日、海開きを迎える。

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 同市内にある9つの海水浴場のうち7つでは今週末、海開きを宣言し多くの観光客を迎える準備を整えている。同市内の海水浴場は、環境省の水質調査基準で5段階中最上位クラスの「AA」を獲得。AAクラスは水深1メートル以上が見える透明度を有することが条件のひとつ。

 同市の昨年度の海水浴利用者は約70万4000人。震災直後の2011年は47万人と落ち込んだが、昨年の来場者数は震災前まで回復した。同市観光課の中田和明さんは「昨年は天候に恵まれ大幅な来場者となった。今年はエルニーニョ現象で冷夏が予想されるというが、まずはこの暑さに恵まれた」と期待を寄せる。

 今月19日~21日の3連休は下田市内で海にちなんだイベントを開催。19日には白浜大浜海岸では「白浜海の祭典」が開催される。同イベントは白浜太鼓や子どもフラダンス、模擬売店等が行われ、メーンイベントとして花火が打ち上げられる。

 また18日~21日の日程で下田港を中心に「第36回国際カジキ釣り大会」を開催。19日から3日間の日程でカジキ釣りを競う。同大会の表彰式は21日18時30分の予定。

 海水浴の来場者は回復したものの、依然地域経済は下降傾向にあるという同市。中田さんは「伊豆半島は現在ジオパーク化を目指し、半島全体で協業を行っている。この流れで多くの観光客が魅力を知ってもらい、下田に足を運んでもらえれば」とも。

 市内の海水浴場の海開きは8時から。

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