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「伊豆の門目指す」道の駅ゲートウェイ函南 伊豆の「魅力握る」すし店も

オリジナルの野菜寿司を握る、調理担当の新垣さん

オリジナルの野菜寿司を握る、調理担当の新垣さん

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 伊豆縦貫道・塚本インター近くに5月1日、道の駅「伊豆ゲートウェイ函南(かんなみ)」(田方郡函南町塚本)がオープンする。

SpokeCafeの「伊豆シシバーガー」

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 コミュニティー広場、観光案内所、ラジオの公開放送に対応するオープンスタジオを併設する同施設。総敷地面積は約1万3231平方メートル。132台分の駐車場を備える。

 外壁に焼き杉材を使い、ロの字型の形状が特徴の同施設内には、函南町産の野菜や伊豆半島の土産品を並べる物産品販売所「いずもん」、サイクルツーリストをターゲットにスペシャリティバーガーやサンドイッチを販売する「SpokeCafe(スポークカフェ)」、地元産トマトを中心とした野菜メニューをそろえる「GREEN GRILL KISETSU(キセツ)」など、地場産品を生かした商品の販売店が並ぶ。

 施設内のすし店「いず鮨」では、魚介類のほか伊豆産の野菜などをすしネタに使う。店長の會森(えもり)隆介さんは「伊豆はアジやキンメなど魚のイメージがあるが、高低差に富んだ半島の地形にはさまざまな魅力がある。当店では、伊豆の魅力を全部表現したいと思い野菜を選んでいる。季節や産地に合わせた、伊豆の魅力を握って提供したい」と話す。

 観光案内所では観光コンシェルジュが常駐し、伊豆観光のアドバイスを行う。オープンスタジオは、ラジオ放送のない時間帯にインターネット放送収録のためのレンタルも検討しているという。

 駅長の加藤さんは「ゲートウェイの名の通り、立地的にも意味合い的にも伊豆の『門』を目指している。魅力ある情報に触れるだけでなく、施設全体で魅力を発信できる道の駅を目指したい。当駅をきっかけに、さまざまな魅力が触れ合ってくれれば」と話す。

 営業時間は9時~18時。

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