長崎と伊豆のカピバラが「早食い」対決-新妻が旦那のトウモロコシ食べ無効試合

夫ケビンのトウモロコシを狙う、妻のニンジン

夫ケビンのトウモロコシを狙う、妻のニンジン

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 伊豆シャボテン公園(伊東市富戸、TEL 0557-51-1111)で7月26日・27日の2日間、カピバラによる「早食い」対決が開催された。

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 日本で最も古い「カピバラ温泉」イベントを行っている同園と、長崎バイオパーク(長崎県)で同時開催した同企画。両園はフェイスブックページでお互いのカピバラの「長風呂」や「いいね数」などの対決を行っており、今回はその一環。

 対決食材は、1日目は長崎バイオパーク恒例の「スイカ」、2日目はシャボテン公園で夏の名物になっている「トウモロコシ」。対決するカピバラは、長崎代表の「ヒノキ」、伊豆代表は昨年12月に見合いをし7月23日に赤ちゃんを産んだばかりの「ニンジン」と夫の「ケビン」のどちらかが出場することとなった。

 2種目は両園で同時間にスタート。1日目のスイカ対決では、長崎(ヒノキ)が16分50秒、伊豆(ニンジン)が11分11秒で、伊豆シャボテン公園の勝利。勝因について広報課の三好紀代美さんは「ニンジンは長崎から嫁いできているので、スイカには慣れていたのではないか」と話す。

 2日目のトウモロコシ対決では、伊豆(ケビン)と長崎(ヒノキ)が登場し、早食い競争を開始。父になったばかりのケビンだったが、トウモロコシに興味が薄く、よそを向く姿も。ケビンが目を離しているうちに妻のニンジンがトウモロコシを完食し、14分19秒を記録。一方長崎では途中でヒノキからヒナセに交代したが、食べきれずリタイア。審議の結果、妻・ニンジンの横取りを失格とし、両者ドロー。2日に亘る対決は1勝1分の伊豆シャボテン公園の勝利となった。

 今回の勝敗について三好さんは「産後すぐのイベントでニンジンのほうが授乳のため食欲があったと見られる。2日目後半は夫のトウモロコシを狙うほどだった。今回は引き分けだが、今後もリベンジ戦として企画していきたい」と今後のマッチメークの可能性を示唆する。

 営業時間は9時~17時。

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