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熱海の起業塾が参加者募集再開 地元の次世代経営者を対象に

「地元を沸かす人に来てほしい」と話す歌崎さん

「地元を沸かす人に来てほしい」と話す歌崎さん

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 熱海のスタートアップ起業塾「99℃ Startup Program for Atami」が9月5日、地元企業・経営者を対象に参加者募集を再開した。

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 NPO法人「Atamista」(熱海市銀座町)が運営・企画する同塾は、1チーム3~4人程度で熱海市の課題を設定し、その課題を解決するビジネスモデルの策定するもの。同塾は熱海で起業することを前提とした「本気度の高い」人を募集している。

 同塾について、事務局の歌崎大周さんは「ターゲットの設定や豪華な講師陣など、充実したラインアップ。企業創業は1人で考え苦悶するが、チームや事務局スタッフらによるサポートもあり、短期間で鍛錬される機会を得られると思う」と話す。

 8月末で応募は締め切られたが、今回新しく地元向けの応募を再開した。応募再開について、歌崎さんは「熱海での起業・新事業の企画だが、熱海在住の参加者が少ないと感じ再開した」という。

 再募集の対象者は、熱海周辺で働く20~30代の男女。メインターゲットは「いずれは事業を引き継ぐ2代目や3代目。今回の塾の参加には、新しい時代を担う世代にも知ってもらえれば」(歌崎さん)とも。

 同塾の名前は熱海の源泉温度の98度を超える「熱い」人材を育成することを目的とし、事務局担当者は「追加募集は熱海をさらに熱くする『追いだき』として考えている。熱海がもっと熱くなる足し湯のような存在を求めている」(同)とも。

 参加締め切りは12日まで。9月9日と11日には説明会を予定。

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