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三島市、街歩きアプリ「みしまぁるく」発表-地元大学生らと共同開発

アプリの開発企画に携わったToizの大塚さん、塩見さん、大平さん。

アプリの開発企画に携わったToizの大塚さん、塩見さん、大平さん。

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 三島市は3月20日、アンドロイド用・アイフォーン用アプリ「みしまぁるく」をリリースした。

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 同アプリは、同市が提唱する「スマートウェルネスみしま」の活動を促進するもので、登録されている三島市内の飲食店や名所などの756カ所のスポットを歩きながら巡るもの。所要時間はコースによって異なり30分~5時間。

 アプリに収録されているコースは全部で33種類あり、地元の日本大学国際関係学部や順天堂大学保険看護学部の学生が企画された3種類も収録。コースの中には、灰色の気分で歩きたい「灰キングコース」やデートスポットを中心にした「マジでちゅーする5分前!?」など、学生ならではの目線が入ったコースもそろえる。

 同企画をファシリテートし企画を推し進めてきたのが、学生間の交流やイベントを企画するToiz(伊豆の国市)。同社は塩見拓巳さん、大塚眞さん、大平葵さんの3人から成る会社で、3人とも都内の大学に籍を置きながら伊豆で経営に携わる。

 今回のアプリ作成に関して、塩見さんは「以前まで大学生たちのアイデアをまとめたり、一緒に行動したりすることはあった。しかし今回はスケジュールの締め切りや要望などもあり、学生たちの取りまとめが難しい案件だった。その分やりがいがあり、とても良かった」と振り返る。

 企画やキャンペーンには延べ20人の学生が参加。大平さんは「学生たちのモチベーションを1年どのように保ち、一緒にゴールするのかがポイント。10回行うワークショップでは参加できない学生の姿も。最後まで一緒に頑張ってきた学生たちに感謝したい」とも。

 現在はアンドロイド版とiPhone版を合わせてオープンから1週間程度で約1000のダウンロードを達成。大塚さんは「若さならではのフワッとしたアイデアをベースに、ワークショップを通して活動していくことを今後も続けていきたい。アプリを触って、ぜひ三島を知ってほしい」と話す。

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