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伊豆・江間のイチゴ狩りがスタート 国産のおいしさ売りにインバウンド観光増加も

イチゴ狩りを楽しむラトーナさん一家

イチゴ狩りを楽しむラトーナさん一家

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 伊豆の国市にある「江間いちご狩りセンター」(伊豆の国市北江間、TEL 055-948-1115)が12月15日、イチゴ狩りの受付を開始した。

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 同センターは1967(昭和42)年から地元農家たちが集まって観光施設として設立した江間いちご狩り組合が運営するもの。最盛期には数多くののイチゴ農家が組合に入っていたが、現在は20軒ほどの農家で運営し、年間13万人ほどの来場者を楽しませている。

 同組合の岩田行彦観光部長は「20年ほど前までは観光バスが中心の運営になっていたが、近年では国内の個人観光客、最近では台湾やシンガポールなどのアジア圏、欧米からの観光客が増加している」とインバウンド観光客の増加を指摘した。

 毎年同センターでは「いちご」にちなんで15日に解禁するのが恒例になっていて、15日のオープン日には早くも外国人観光客の姿も。

 カナダ出身で東京在住のケンドル・ラトーナさん、長女のテミーさん、長男のアルバートさん一家がイチゴ狩りを楽しんでいた。

 ケンドルさんは「海外のイチゴに比べてクオリティーがとても高く、毎年イチゴを食べに来る。どれも甘みがありとてもジューシーだ」と江間産イチゴの特徴を話す。

 今年は同センター50周年にちなみ、朝摘み企画や「夜のイチゴ狩り」と題したイベントも複数企画するという。「イチゴは早い時期の方が大きく甘みのあるのが特徴。ぜひ一足早いイチゴの味を楽しんでほしい」(岩田さん)とも。

 営業時間は9時~16時。料金は、大人1人30分食べ放題=1,800円。食べ放題は来5月8日までの予定。

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