伊豆の国市率韮山小学校(伊豆の国市四日町)で12月16日、同校の児童を対象とした鬼ごっこが開催された。
同イベントは、児童の保護者らで結成する「おやじの会」が企画したもので今年で2回目。イベントでは311人の児童に対して、テレビ番組「逃走中」をモチーフにした鬼役の「ハンター」になる保護者が19人参加。100分間の鬼ごっこにチャレンジした。
おやじの会会長の渡辺良勝さんは「保護者同士の飲み会で話題になったのがきっかけ。子どもたちが本気で楽しむことを、おやじの会として提供できないか、と話したのがきっかけ。知識も経験もないが、熱意がメンバーを突き動かした」と話す。
当日、会場の校庭では常に児童らの歓声が響き、にぎやかな雰囲気に包まれた。ハンターの中には、今年中学校1年生で、昨年小学生として参加した桜井さんの姿もあった。桜井さんは「昨年参加して、今年はハンターとして参加したいと思い自ら志願した」と笑顔絵を見せる。
100分間の制限時間で8人の児童が逃げ切った。渡辺会長は「来年以降も開催を継続していき、現在ギネス記録である2202人を超える鬼ごっこを2020年までに実行したい」と意気込む。