道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」(函南町塚本、TEL 055-979-1112)内にある「SpokeCafe」が自転車交流拠点「メリダエクスペリエンスセンター」を開設する。
同店はサイクリストをターゲットにカフェを運営、サイクルスタンドやメンテナンス器具の設置、情報の収集・発信を行っている施設。
カフェ内に開所する同センターでは、世界2位の自転車生産台数という自転車ブランド「MERIDA(メリダ)」を取り扱い、レンタルする。国内では6カ所目、保有台数は8台と国内最大となる。
レンタルする車種は全てメリダブランドのもので、車種はレース仕様のロードバイクや、初心者でも気軽に乗れるシクロクロスなどを用意する。用意する自転車は同ブランドのハイエンドモデルや、販売価格40万円を超えるものもある。
今回のセンター開所について、企画を担当する本多大典さんは「同施設は伊豆の玄関口を目標とする施設。昨年5月の施設オープンからどのようなレンタサイクルを提供するのかを考えていて、今回メリダと提携することで新しい旅のツールになると思う」と話す。
同所のオープンを記念し、20日には開所式を行う。式には、自転車ロードチーム「シエルヴォ奈良ミヤタレーシングチーム」のプレーイングマネジャー山本雅道さんが登壇。サイクルジャーナリスト難波賢二さんとのトークショーのほか、山本さんが案内する最新自転車のライドツアーや、最新モデルの電動自転車「CRUISE(クルーズ)」の体験試乗会も開催する。
本多さんは「伊豆は起伏も豊かで、初心者からプロユースまで広く楽しめる自転車の半島。今後も自転車の情報交流の場として発展していき、サイクルツーリズムの入り口としての玄関口に発展していきたい」と抱負を話す。
イベントは10時~16時。ツアーライドは予約優先となる。ツアーライドと体験会の料金は無料。予約・問い合わせは道の駅まで。