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伊豆極楽苑に「初七日」アート 極細ボールペンで制作

伊豆極楽苑に「初七日」アート 極細ボールペンで制作

恥ずかしがり屋の青鬼丸さんに代わって、同絵画をアピールする青鬼丸さんの家族

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 伊豆市にある観光施設「伊豆極楽苑」(伊豆市下船原)施設内で現在、絵画作品「死出の旅路 初七日」が公開されている。

 同施設は修善寺から土肥(とい)を結ぶ国道136号線沿いにある観光施設。1階で案内係が館内と地獄について解説した後、2階から体験ツアーがスタートする。館内には、8つあるという地獄を再現したジオラマを展示。館内の装飾物は全て同館を運営する家族が制作している。

 今回制作した「死出の旅路 初七日」は、1階の展示スペースにある本堂上部の幅3.4メートル、高さ1メートルの壁面に設置。

 制作したのは館長の青鬼丸さん。青鬼丸さんは芸術大学で油絵を専攻し、主に抽象画をメインに制作活動を続け、卒業後にはフランスへ留学の経験もある。留学中には日本人画家が獲得するのが難関と言われている「サロン・ドートンヌ」の入選も経験したという。その後日本に帰国し、発掘調査の仕事を携わった後、家族で伊豆に同施設を開館。同施設の壁面画やキャラクター制作などにも携わっている。

 今回の作品に関して、青鬼丸さんは「以前からリピートで来てくれる来場者に、何か新しいものを見せてあげたいという気持ちがあった。自身の作品で死後の世界を伝えられたら、と思い作品の制作に着手した」と話す。

 作品は「死後の世界」で最初に訪れる初七日を描いたもの。絵画は右から左へと7日の魂の旅路を表し、最後の左にはさんずの川があり、それぞれの船渡しの方法などストーリー仕立てで描かれている。

 構想に1カ月、制作に2カ月を要した。制作は全て太さ0.3ミリの極細のボールペンで描き、「20本以上は使い切っている」という。作品の濃淡も全て1種類のボールペンで表現した。

 青鬼丸さんは「息子のアドバイスなどを聞きながら描き進めてきた。タイトルに『死出の旅路』と銘打ったように、要望があれば今後もシリーズとして場内に飾っていきたい」と話す。「この絵画だけでなく、ファンのいる限り多くの人に喜んでもらう作品を作り続けていきたい」とも。

 営業時間は10時~16時。木曜定休。入場料は、大人=600円、中高生=400円、小学生=200円、未就学児無料。

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