企業ピーアール・企画を行う「コミュニティ・キュレーション」(清水町中徳倉)が4月1日、新サービス「まるごとストリートビュー」を始めた。
グーグル社が提供する「グーグルマップ」に施設の360度写真をアップする同サービス。
通常のグーグルマップでは、プライバシーに配慮し、通行人の顔にモザイクをかけるなどの処理を行うが、同サービスではあらかじめ撮影・掲載許可を得て、顔出し可能な人やキャラクターを配置することでクリアな表情でアップするのが特徴。同サービスは人材の手配や許可取り、画像処理などを全て担当する。
サービス申し込みから完成までの所要期間はおよそ2週間。社長の増田隼人さんは「施設の特徴やサービスで訴えたい部分から丁寧にヒアリングを行う。きちんとコミュニケーションを深めたサービスとして展開していきたい」と話す。
増田さんは2015年からグーグルの認定パートナーとして活躍しており、施設のストリートビューの撮影が増えたことが、今回のサービス開始のきっかけになったという。「人や会社の顔が見えて、コミュニケーションできるツールだからこそ、顔やその特徴が生かせるように見せたいと考え、今回のサービスに行き着いた」と話す。
「観光地のインバウンド対策にも有効」とも。「多くの外国人が施設の中身やサービスがとても気になっていて検索する。にぎやかな雰囲気や美しさなど、施設の魅力は言語を超えてアピールしてくれる。飲食店だけでなく観光施設にも使ってくれれば」と期待を寄せる。
料金は5万2,400円~。