「伊豆ところてん倶楽部」(駿東郡清水町伏見)の公式キャラクター「ところてん衛門」が現在、「ゆるきゃらグランプリ2018」にエントリーしている。
2012年に公募したキャラクターコンテストの応募総数約50点の中から選ばれた「ところてん衛門」。
2013年7月には、ところてん衛門の「立体化」に着手。長さ120センチのダンボールで構成した体で、頭頂部にはテングサでできたちょんまげを着けていて、手にはところてんを突き出す「突き出し棒」を持っているのも特徴的。
ところてん衛門の生みの親で、「伊豆ところてん倶楽部」メンバーで、ところてんメーカー「栗原商店」社長の栗原康浩さんは「着ぐるみの制作にかかった費用は約3,000円。どのゆるキャラグランプリの応募者よりも安い自負がある」と話す。
栗原さんは「若い世代に食べられなくなってしまったところてんをより多くの人に食べてもらいたいと思い、ところてん衛門のような親しみやすいキャラを生み出した」と振り返る
8月1日から始まったグランプリの順位は、8月20日現在504位中196位、398ポイントと奮闘している。栗原さんは「思った以上に反響があり、正直驚いている」と話す。
今後の目標について、ところてん衛門は「グランプリ会場の東大阪に行くことが目標。上位にランキングし、新幹線で会場を目指したい」と話す。現在はポイント獲得を目的に地元のコミュニティーFM局などにゲスト出演するで投票を呼び掛けている。栗原さんは「ところてん衛門と一緒に、これからも積極的にアピールしていきたい」とも。
投票締め切りは11月9日18時。