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沼津に宿泊施設「魚町蔵ノ上」 地域資産生かした拠点づくり目指す

「狩野川からの眺めが最高」と話すメンバー

「狩野川からの眺めが最高」と話すメンバー

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 沼津市中心部に近い魚町に8月、宿泊施設「魚町蔵ノ上(うおちょうくらのうえ)」がオープンした。運営は一般社団法人「lanescape(リーンスケープ)」。

 沼津駅から徒歩で10分ほどの場所にある築37年の民家を活用した同施設。敷地面積は約60平方メートル。表通りにある乾物店の先代が住んでいた住居で、かつては乾物店の倉庫である蔵と一緒に使われていた。

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 同所は一時期空き家だったが、2016年に街の資源を見つけ面白がるイベント「まちのトレジャーハンティング@ぬまづ」で発見。沼津市内で開催されたリノベーションスクールを経て、lanescapeが事業化し宿泊施設オープンにこぎ着けた。

 「lanescape」メンバーは、地元の青果店経営者や建築士、公民連携プロジェクトコーディネーター、市職員とさまざまな肩書きを持つ4人。

 メンバーで沼津市職員の渡邉和之さんは「狩野川が一望できて市街の中心地。飲食に出掛けるにも、海や川や山のアクティビティを体験するにも便利な立地」と話す。

 「これまでの利用客のうち約7割は外国旅行者。夏休みは主に家族や友人同士で宿泊してくれた。今後はSUPやトレイル、サイクリングなど、沼津を楽しんでもらうきっかけになれば」とも。

 同法人代表理事の小松浩二さんは「商店街や地域のイベントを自身の商売を通じて行ってきたが、いつかは宿をやってみたいという夢があった。今回は仲間たちとその夢の一歩をかなえることができた。沼津の山や川や人など、地域の資産を生かした活動の拠点になることを目指したい」と話す。

宿泊料金は一棟貸し=1万5,000円~。