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伊豆箱根鉄道沿線でイベントラリー 景品に高校生考案のリストバンド

リストバンドを付ける大石さん(左)と日本大学三島高校新聞部メンバー(写真提供:日本大学三島高等学校新聞部)

リストバンドを付ける大石さん(左)と日本大学三島高校新聞部メンバー(写真提供:日本大学三島高等学校新聞部)

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 伊豆箱根鉄道駿豆線沿線で現在、「いずっぱこ沿線フェスタ&イベントラリー」が開催されている。

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 企画は、駿豆線沿線の三島・函南・伊豆の国・伊豆の4市町と伊豆箱根鉄道(三島市大場)で組成する駿豆線沿線地域活性化協議会。

 伊豆エリアの各市町内で行われる20のイベントの活性化を目的としたもので、各イベントに参加者にはスタンプを発行する。スタンプ台紙となるチラシは駿豆線の無人駅を除く各駅で配布している。

 スタンプを2つ集めた人対象の景品として、駿豆線で走る車両をデザインしたリストバンドを進呈する。リストバンドの企画・デザインは、日本大学三島高校(三島市文教町)新聞部の生徒が担当した。

 同校2年生の大石優華(ゆうさく)さんは「ラリー企画の景品案について、自分の祖母に『日々の生活で役に立つものは何か』と聞いた際、夜のウオーキングで安心して使える反射バンドとの答えが返ってきた。駿豆線を走る1300系の模型を見ながら忠実に再現することを目指した」と話す。

 同イベントは9月24日かあら開始して、10月13日のイベントで通算2回目。リストバンドは、三島田町駅・大場駅・伊豆長岡駅・修善寺駅でスタンプ台紙と交換する。準備数は先着3000本。

 大石さんは「今回は景品としての考案したが、ぜひ商品化してもらいたい。今後、地元企業などとコラボして文房具や家具なども考えてみたい」と意欲を見せる。

 12月15日まで。

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