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熱海市の企業が「兼業・副業」限定で人材募集 老舗ガス企業の募集も

「熱海で一緒に働いてみないか?」とアピールする熱海ガスの北村社長(中央)

「熱海で一緒に働いてみないか?」とアピールする熱海ガスの北村社長(中央)

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 転職サイト「ビズリーチ」は10月18日、同サイト内に「地域貢献ビジネスプロ人材」特集ページを開設した。

 特集内では、静岡県熱海市・島根県隠岐郡海士町・香川県三豊市の3地域・8企業を掲載。熱海市からはアカオハーブ&ローズガーデン(上多賀)・熱海ガス(春日町)・マジオドライバーズスクール(伊豆山)モリボー(紅葉ガ丘町)の4企業が名乗りを上げた。

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 特集では、地域を問わずに週1日~3日勤務できる「兼業・副業」として活躍できる人材に的を絞った採用選考を行う予定で、1日の報酬は1万5,000円前後。同企画を熱海側でサポートするのは、かつて首都圏で活躍し、現在熱海を中心に活躍商品開発・キャリアコンサルタント・編集者などのプロたち。

 その一人である編集者でPRコンサルタントを務める水野綾子さんは「働き方が多様化していく今、会社で養ったプロキャリアを地域で発揮する場所になってもらいたい。地域の課題を解決していくためにも、自身たちがコミュニティー形成の手伝いを行いたい」と後押しをする。

 今回公募を行った熱海ガスは、熱海地域を中心にガス・電気などのエネルギー供給する企業。1929(昭和4)年創業の同社には現在47人の従業員が在籍し、熱海駅近くにはおよそ100平方メートルのショールーム兼キッチンスタジオを有している。

 同社の北村雅一社長は「人口の減少により最盛期には2万3000世帯あった契約数も現在は1万9600世帯に減少している。それでも90年近くエネルギーを担ってきた自負があり、地域の人たちとの信頼が自分たちの財産だ」と話す。

 同社が採用を求めるのは、SNSやショールームを利用した情報発信のプロフェッショナル。求める人物像について「熱海周辺の地域の魅力を発信し、2020年以降の熱海の魅力をつくっていける人が望ましい。年齢や地域は関係なく、新しいアイデアを具現化できる人が来れば」と話す。

 北村社長は「かつてのショールームがガス器具を売るための施設であったが、これからは地域の人たちが集まるハブとして機能していければ。そのために新しい人材と地域の人が交流し、住むことが楽しいと思う取り組みを今後全社で取り組んでいきたい」と意気込む。

 応募は11月12日まで。