沼津のダンススタジオ「ElPasito(エルパシート)」(沼津市大手町)で、イベント「みんなでフリー書き初め~エルパシートで2019年最初の一歩~」が行われた。
サルサダンスを中心に、ヨガやダンスレッスンを行う同スタジオ。現在は仮営業中で今年2月の開業を目指している。
同スクール代表の小泉奈々美さんの呼び掛けで行われたこの日のイベントにはダンスレッスン生を中心に、30人ほどが集まった。
小泉さんは「多くの外国人と交流して気付いたのは、日本の文化や歴史について外国人はとても興味があり、楽しんでくれるということ。このスタジオでは、ダンスだけでなくさまざまな文化を通して国際交流をしたい、という目的を持っている。日本の1年の始まりに行う文化を多くの人と行いたかった」と話す。
参加者は小学生未満の幼児から高齢者までと幅広く、外国人参加者の姿もあった。外国人参加者には今年の目標を和訳し、書き伝える場面を見せるなど、和やかな雰囲気に包まれた。
書き初めのテーマは自由。多くの参加者が今年1年の目標を掲げる中、アンパンマンの似顔絵や、好きなトラックの絵などユニークな書き初めも見受けられた。
小泉さんは書き初めで自身の座右の銘という「継続は力なり」を選んだ。小泉さんは「エルパシートはスペイン語で『小さな1歩』という意味。この場所が多くの人の一歩を後押しできる場所にしたい。今年は小さな一歩の積み重ねや、みんなの一歩を集め、継続していきたい」と話す。