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三島・未来研究所に「高校生の部室」 地元企業と学生つなぐ場に

「いろいろな世代の人たちと若者が交流する場になってほしい」と上杉さん

「いろいろな世代の人たちと若者が交流する場になってほしい」と上杉さん

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 交流施設「高校生の部室」が1月12日、三島の人づくりを目指した複合施設「みしま未来研究所」(三島市中央町)内に完成した。

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 同施設は、高校生の部室のほか、市民の協働を促す「コワーキングスペース」やイベントや会議が行える多目的スペースや飲食施設「Cafe&Bar Blooming(ブルーミング)」も併設する。

 この部屋は、日本大学三島高校の新聞部が中心となって情報発信するグループ「ハッシュタグ」が、部室の企画に参加している。グループのメンバーらは部室がオープンする前から、みしま未来研究所を運営するNPO法人みしまびとのメンバーである市内の企業経営者らと、会議や打ち合わせを行い、予算の獲得方法や企画立案、広報などについて助言を受けてきた。グループの中心メンバーで日大三島高校新聞部元部長の上杉萌葉さん(18)は、開業前の準備について「いろいろな職業に就いている大人たちと知り合うことで、こういうやり方をすると私たちの企画も実現できるんだと、勇気をもらえた」と振り返る。

部室の壁には、メンバーを含む同校の生徒が三島市の未来についてまとめたポスターのも展示する。若者と大人がお互いに情報を発信し合う場として、地元企業にとっても、高校生に魅力的な会社が地元にあることを、部室を通じてPRできるとし、高校生を対象にした意識調査も視野に入れる。

 今後は三島市内の企業や施設を対象としたインターンシップの体験イベントも行う予定。上杉さんは「いろいろな世代の人たちと若者が交流する場になってほしい」と期待する。

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