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沼津の高校で「ゲーミングラーメン」試食会 地元ラーメン店とコラボ開発

ゲーミングまぜそばの第1回試食会の様子

ゲーミングまぜそばの第1回試食会の様子

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 沼津のラーメン店「麺百式」(沼津市新宿町)と「真卓朗(しんたくろう)商店」(日の出町)、誠恵高校(沼北町)がコラボ開発する「ゲーミングまぜそば」の第1回試食会が4月17日、誠恵高校で行われた。

試食したゲーミングまぜそば(関連写真4枚)

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 「ゲーミングまぜそば」は、真卓朗商店の自家製平打ち麺に、鶏ガラ、豚ガラ、煮干し、鰹節、椎茸、昆布などで取ったスープを使う。手やパソコンなどの周辺機器を汚さないよう汁が飛びにくいまぜそばにした。

 「麺百式」店主の佐藤貴彦さんは「豚肉、高麗人参、ナツメ、ニンニク、クコの実、チョウジ、カルダモンなどを使うことで、疲労回復やストレスの軽減、集中力アップ効果を狙う」と話す。

 この日の試食会には、同校eスポーツ部の2年生7人が参加。商品名やまぜそばを混ぜる時の「呪文」などを考えた。

 生徒からは商品名として「ゲー麺」「ビクトリーラーメン」「頂点フォーエバーラーメン」「ポディウムラーメン」「オールラウンダーラーメン」「e-ラーメン」「食べれば満腹、試合では優勝 食べてうれしい優勝まぜそば」などのアイデアが出た。

 味については、「塩味を控え目にして追いラー油を加えてみては」「色味としてネギや卵を加えてみては」「戸田たちばなの果汁をブレンドした酢をかけてみては」「量はもう少し少ないほうがいい」「ダンスも考案したら面白いのでは」などの意見が出された。

 eスポーツ部部長の田中大雅さんは「とてもおいしかった。味はもう少し薄くてもいいかもしれない。eスポーツの試合で全国大会に行けるようなゲーミングラーメンをみんなで一緒に開発していけたら」と話す。

 佐藤さんは「沼津をはじめとする県東部ではeスポーツが盛ん。ゲーミングラーメンでeスポーツ文化をさらに盛り上げていけたら」と意気込む。

 今後、ラーメンを入れる器や商品パッケージなどのデザインを同校芸術コースの生徒が担当する予定。6月22日には同校文化祭会場で「ゲーミングまぜそば」を提供する予定。

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