誠恵高校(沼津市沼北町)が12月19日、「修善寺虹の郷」(伊豆市修善寺)でイベント「コスプレ撮影会」を行った。
初開催となる同イベント。同校の1年~3年29人が参加し、アニメ「葬送のフリーレン」「艦隊これくしょん」「第五人格」「喜太郎誕生ゲゲゲの謎」「仮面ライダー」などのコスプレを行った。
同校教諭の菊場友子さんは「昨年学校内で開催した教師や生徒がハロウィーンの仮装をして通常の授業を行うハロウィーンイベント『コスの日』が好評で、校外
でのコスプレもできたらいいと提案した。虹の郷に向かうバスの中で生徒たちはルンルンしていた。コスプレをする高校としても知名度を上げていけたら」と話す。100円ショップで調達した材料でステッキなどを自分で作ったり、発泡スチロールやパズルマットで衣装などを作ったりする生徒もいたという。
参加した生徒の鈴木千春さんは「昨年の文化祭でコスプレを始めた。好きなキャラクターになりきれるのがコスプレの魅力。今後も楽しくやっていけたら」、福原黎さんは「『送葬のフリーレン』が好きで、今年の夏にフリーレンのつえを作った。つえを作ったことがきっかけでコスプレをしたくなり、同じクラスの仲間に声をかけて、みんなでフリーレンのキャラクターを演じることにした。今はまだ趣味の段階だが、コスプレイベント『アコスタ』に出られるようクオリティーを上げていきたい」と意気込む。
沼津市内から訪れた40代女性は「たくさんのアニメキャラクターがいて圧巻だった。高校生のコスプレのクオリティーが高く、驚いた」と話していた。