ところてんやこんにゃくを製造・販売する「ところてんの伊豆河童(かっぱ)」(清水町伏見)が1月17日、新商品「いちごミルクあんみつ」の販売を始めた。
同社は1869(明治2)年創業の150年続く老舗メーカー。現在は、ところてんだけでなく、ところてん関連商品を製造し店舗やネットで販売。150周年には「甘味 伊豆河童 三島広小路店」(三島市広小路町)を出店し、伊豆のところてんの魅力を発信している。
今回発売した「いちごミルクあんみつ」は、海士(あま)が手摘みした伊豆産のテングサを100%使って作る角切りところてんに、イチゴあんとミカンや桃、パイナップルなど5種類のシロップ漬けのフルーツ、静岡県産の「日清煉乳(れんにゅう)」の練乳を添える。
同社5代目の栗原康浩社長は「ところてんは食物繊維が豊富で、寒天にはないミネラルも含まれてる。通常の2倍のテングサを使っているのでコリコリとした食感が特徴。練乳とイチゴあんの相性も良い。『いちごミルクあんみつ』で春を感じてもらえたら」と話す。
価格は735円。本店、三島広小路店と自社ECサイトで扱う。